フランス積みは、お好き?

2017年施工(千歳市)

この花壇は、フランス積みは長手と小口を交互に積み、壁面には華麗な柄が現れるものであります。

近年では稀にしか見る事が出来ませんが、明治大正時代に多く用いられた往年のフランス積みです。(正確にはフランドル積み又はフレミッシュ積みと云うのだそうな…)

レンガの積み方にはイモ目地(縦方向の目地が)が発生しない様、工夫された方式の中で、代表的なものではイギリス積み、フランス積み、オランダ積み、アメリカ積み、長手積み、小口積み(ドイツ積み)等、色々ある様です。

完成後に環境に寄って、↑↑上の様に白く粉を掛けた様に成る場合がありますが、これを白華現象といい、セメント中のアルカリ成分と湿気による反応なのです。

でも視点を変える事で、これもレトロな雰囲気を醸し出し、古き良き時代を思い起こさせてくれるオシャレな佇まいに見えて来るのは私だけなのでしょうか…??